久々に、みなぼんの
“ 秘書みなぼんが見たもん♪”
です
決して私がサボっていたわけでは
ないのですよ
ここ数日、よしりん先生共々、
厳しい残暑の中、頑張っておりました
そのご報告は、
また後ほど・・・
さて、皆さん
な・な・なんと・・・
『国民の遺書「泣かずにほめて下さい」
靖國の言乃葉100選』
またまた、増刷が決定しましたー
これで、6刷目です
こういった戦争に関する書籍は、
8月15日を過ぎてしまったら、
パタリと売れなくなってしまう傾向にあるそうですが、
この『国民の遺書』は、
まだまだ売れ行きが衰えないそうです
買って読んで下さった皆さま、
ありがとうございました
そして、まだ読んでない周りの方にも
どんどん勧めて下さいね
何度も書きましたが、
この本は本当に重い本です。
とても一気に、
全てを読み通せる本ではありません。
死を前にして、葛藤の末に
「公心」を書き遺していった英霊の想いが、
ずしっと詰まっています。
ズンと心に迫ってきます。
ただ、だからこそ、
現代を生きる戦争を知らない人達が
戦争のこと、
そして日本の未来を想って
亡くなっていった
先人たちのことを考え始めた時の
“ 入門書 ” としても、
とてもオススメだと思います。
“ 入門書 ” と言いながら、
私自身もまだ、
この英霊の遺書を読み通して、
先人たちの想いに向き合って、
自分自身を内省してみる、
そして身近な人のこと、
果ては国のことを少し考えてみる・・・
そこまでで、いっぱいいっぱいです
「漫画家・小林よしのりの秘書」
という仕事をしていますから、
かなり保守的で、
戦争のことや国家のことを
常日頃から考えている、
と思われるかもしれませんが、
実際は私も日常に追われているのです
作品の締め切りに追われたり、
山のように積まれたゲラと格闘したり、
「ゴー宣道場」が始まってからは忙しさ倍増で、
その準備や管理のために、
一日中パソコンとにらめっこしたり、
ドッサリと寄せられる応募ハガキを読んで
鬼のような気持ちで選考したりと、
仕事に追われる日々・・・
かと思えば、
ひとたび、目の前に美味しそうな物が差し出されれば、
いの一番に飛びついたり、
映画を観に行きたいとよしりん先生にねだったり、
洗濯物が溜まっていることが頭から離れなかったり、
アキレス腱を再断裂しないよう筋力トレーニングをしたりと、
私事にも追われる日々・・・
それこそ、戦時中の日本人とは、
かけ離れた日常を送っているのです
そんな私なので、
戦争や先人のことを考える時、
実際のところは
本を読んで想像力を働かせ、
内省してみるところまでで精一杯です
しかも、よしりん先生は、
私にこう言います。
「戦後を知っている戦争体験者に
話を聞いても、そこにはどうしても、
戦後の価値観が入ってしまっている。
この『国民の遺書』は、
戦後を知らない将兵たちの言葉だぞ。」
私はこの言葉を聞いて、
目が見開かれる思いでした
私と同じように、
日常に追われて過ごす人達も、
まずは『国民の遺書』を読んで、
そこに遺っている先人たちの、
まさに当時の感覚や思いに
触れてみることからなら、
挑戦できるのではないでしょうか?
そして、
『国民の遺書』に収められている、
英霊の想いの重さを感じた時、
それに少しでも応えようとしたならば、
どうしても自分の足元を
見つめざるを得ない・・・
この本は、
“ 内省を促す書 ”
なのかもしれませんね